子どもを育てる
子どもを育てる
2023-07-01
体温調節が未熟な乳幼児は、これからの時期に急な発熱が生じやすくなります。日中、熱があがって帰宅後には解熱することもありますが、疲れがたまっていたり十分に体調が整っていないサインとして発熱するケースもあります。また免疫力が低下しているときは、再度の発熱や他の感染症にかかりやすくなります。家庭での過ごしとは違い、集団生活は様々な刺激や疲れがありますので、発熱後はゆっくりと家庭で過ごし体力を回復させることが大切です。また、乳幼児は生活リズムの乱れが体調に大きく影響しますので、遅くまで起きていたり、大人に合わせた外出予定は特に注意が必要です。
子どもを育てる
2023-06-01
子どもは体内の水分量が多く代謝もよく熱も高めです。そのため身体の中にこもった熱を冷ますためにたくさん汗をかきます。汗をかくことで発汗機能が育ち体温調節機能も高まるため、幼少期から汗をかくことはとても大切です。しかし、汗をかいたままでエアコンの効いた室内にいると、かえって自分の汗で体を冷やしすぎて風邪をひいてしまったり、水分が補給されないままで熱中症や脱水症になる危険もあります。
汗をかいたらすぐに着替え、体を冷やしすぎないようにして適度な水分補給でクールダウンしましょう。

この時期は、食欲が落ちて水分を多くほしがりますが、水分補給は少量をこまめにとり、ジュースやスポーツドリンクばかりではなく、ミネラルを含んだ麦茶を摂取することをおすすめします。冷房設定は外気温との差がマイナス5度を目安にしましょう。
子どもを育てる
2023-05-01
梅雨前より蚊の発生が心配されます。保育園では散歩前に市販の虫よけ(ミスとタイプ)をおこないますが、肌が弱いお子様や腫れやすいお子様は薄手の長袖(前開き)や長ズボンを着用できるようご準備ください。
- 虫よけシールや虫よけリングは誤飲や紛失もありますので使用しないでください。
- ムヒパッチなど患部に貼るシールもはがれての誤飲を避けるため使用しないでください。
子どもを育てる
2022-07-01
~「早寝 早起き 朝ごはん」が大切 ~
- つかれ、空腹、睡眠不足を避けましょう。
- 水分は一度にたくさん飲むより、少しずつこまめにとりましょう。水やお茶だけでは、水分が体内に吸収されないため、スポーツドリンクや経口補水液なども上手に使いましょう。
- なるべく炎天下での外出を避け、室温は26〜28度を心がけましょう。冷房の送風が直接体に当たらないよう配慮することも大切です。
- 塩分の補給が大切です。(食事・おやつで工夫しましょう)
- 外出時は帽子をかぶせて直射日光を避けましょう。ベビーカーは道路に近く熱を受けやすく風もあたりにくいです。 保冷剤をタオルに巻いて背中に当てたり、ベビーカー用の保冷 シートを使いましょう。 水筒やマグも忘れずに。
子どもを育てる
2021-07-01
保育室に囲まれた職員室には、日々子どもたちが保育者や友だちと楽しくやりとりする声と共に様々な声が聞こえてきます。
0歳児は泣くことにより自分の欲求を伝え、それに応じる保育者の語りかけや歌声が聞こえると次第に泣き声がとまります。自己主張が活発になってきた2歳児は、覚えたばかりの言葉を用いて全身で自分の思いを通そうとします。友だち同士で思いがぶつかりあったときに生じる3歳児のはげしい自己主張は、その場にいなくても熱量が伝わってきます。それぞれの声に耳を傾けているとしっかり他者に応答しようとする子どもたちの「発信力」を感じます。
声の強弱やトーン、言葉での表現などその方法は様々ですが、子ども自身が発信することにより他者との関係性がさらに深まり、そのなかで思いが通らない葛藤を感じたり、それを誰かに受け止めてもらえる経験を重ねることで他者への信頼感を育み葛藤を乗り越える力を養っています。
私たち大人の役割は、子どもからの発信を阻むことなく受けとめ、受け入れられることとそうでないことをはっきりと伝えつつも、伝えたい気持ちに丁寧に寄り添っていくことだと感じます。
子どもを育てる
2021-04-01
新年度4月は17名の新入園児を迎えました。
登園初日、お母さんと各保育室に入ってくる新入園児の様子は、年齢が上がるほど敏感にその変化を捉え緊張感でいっぱいです。進級児にとっても新しい環境はたくさんの戸惑いがあります。登園時、緊張感と不安を少しでも和らげたいと保育者が穏やかに声をかけますが、ぎゅっと抱きついた腕や握りしめた指先はその意思をより強く表しています。しばらくお母さんとお子さんの無言の語り合いが続き、保育者も無理に声をかけることなくその語り合いを見守ります。お母さんにとっては長く、お子さんにとっては短く感じる語り合いですが、言葉にならない心と体での語り合いを丁寧におこなうからこそ、子どもたちは、自ら新しい一歩を踏み出す準備ができるのだと思います。焦ることなく、ゆっくりと子どもの笑顔を待ちたいですね。
(保育の一場面より)
子どもを育てる
2020-04-01
キリスト教精神に基づきキリスト教精神に基づき平和を愛する美しい心と、隣り人を大切にする優しい心を育み、神と人とに愛される乳幼児保育を目標にします。
(三本の柱)
- よくみる ゆっくりみて素直に受け入れる子ども
- よく聞く 相手の話に興味を持ち会話を楽しむ子ども
- よく考える どんなことにもはっっきりと自分の意見を言える子ども
子どもを育てる
2020-03-01
お父さん お母さん へ
児童精神科医 佐々木正美氏の言葉より
どうか忘れないでください。
子育てでなにより大切なのは、「子どもが喜ぶこと」をしてあげることです。
そして、そのことを「自分自身の喜び」とすることです。
子どもは、かわいがられるからいい子になります。かわいい子だから、かわいがるのではないのです。
いくら抱いても、いくらあまやかしてもいい。
たくさんの喜びと笑顔を親とともにした子どもは、やがて人の悲しみをも知ることができるようになります。
誰とでも喜びと悲しみを分かち合える人に成長するでしょう。
これは人間が生きていくうえで、最も大切な、そして素晴らしい力です。
子どもを育てる
2020-02-01
インフルエンザ、胃腸炎などウイルス性の感染症が流行しています。
ウイルスを体にいれないための手洗い・うがいは、習慣として身についてきた子どもたちが多くみられます。しかし、自分から発するくしゃみや咳は、手のひらで口を覆うかまたはなにもできずにそのまま唾液を飛散させてしまいます。
小さい子どもは、咄嗟に咳やくしゃみを防ぐことは難しいですが、少しずつ咳エチケットを知らせていきましょう。
咳やくしゃみが出そうなときは・・・
- 持っているハンカチで口を覆う
- 「忍者のポーズ」(腕をくちにあてる)をする
*頻繁に咳やくしゃみが出る場合は、熱がなくてもお家で静養しましょう。
*花粉症でくしゃみが多い場合は、保育園でもマスクの着用をおすすめします。
*鼻水をふきとったあともしっかり手を洗いましょう。
食事と睡眠が体づくりの基本です。生活リズムを整えながら元気に過ごしましょう。
子どもを育てる
2019-06-01

梅雨時から夏にかけて、子どもたちはたくさん汗をかきます。子どもは、体内の水分量も多いうえ代謝がよくて熱も高めなので、身体の中にこもった熱を冷ますために汗をかきます。汗をかくことで発汗機能が育ち、体温調節機能も育っていくので、汗をかくことはとても大切です。しかし、汗をかいたままでエアコンの効いた室内にいると、自分の汗で体を冷やしすぎてしまいます。汗をかいたらすぐに着替え、適度な水分補給をしましょう。
この時期は、食欲が落ちたり水分ばかりほしがる姿もみられ始めます。熱中症対策として水分補給は欠かせませんが、水分補給の仕方も大切ですね。
* ジュースは夏バテをおこしやすくなります。糖分の取りすぎにもなりますので、飲む量に気をつけましょう。
* イオン飲料は塩分と糖分が溶けたもので、体調不良時には効果てきですが普段の水分補給では塩分や糖分の取りすぎになりますので水やお茶を飲むようにしましょう。
夏でも唇がかさかさして渇いていたり、おしっこの回数や量が普段より少ない場合は、水分が不足しているサインですので、気を付けて様子を見てあげてください。
« 古い記事