10月2017

子どもたちの「今」をしっかりと

今月のテーマ

201710pic01いよいよわくわくプレイデイまで数日となりました。9月末から公園での練習が始まり、それぞれのクラスにおいて、子どもたちの気持ちも一層高まっています。最後のわくわくプレイデイを迎えるばら組の子どもたちは、3種の競技に挑戦します。オープニングでは隊形移動しながらのダンス、創作体操では22種類の型を複数の友だちと協力しながらつくっていき、紅白リレーでは思いを一つにしながらバトンをつないで走ります。練習では、うまくいかなかったり競走に負けて悔しい気持ちでいっぱいになることもありますが、少しずつ互いに認め合い、励ましあいながら取り組んでいる姿に大きな成長を感じます。また、数年前のわくわくプレイデイを振り返ると、保護者のかたから離れられなかったり、たくさんの人に圧倒されて下をむいたまま動けなかった子どもたちが、年長児として楽しそうに取り組んでいる姿は感慨深く、多くのことを教えられます。個々のペースは様々ですが、着実に歩んでいる子どもたちの「今」をしっかりとうけとめながら援助していきたいと思います。

励まし合いなさい

みことば

201705pic0310月の聖句

励まし合いなさい。思いを一つにしなさい。

コリントの信徒への手紙Ⅱ 13章11節

スポーツの秋!!【子ども時代の運動習慣が大切なのはどうして?】

子どもを育てる

子ども時代の「好き!」は一生続く財産

子どもの頃に運動が好きだった人は、一生運動好きになる傾向があることがわかっています。大人になってからより、子どもの時に運動習慣をスタートする方が、運動好きになりやすいのです。

子ども時代に、動作や運動の記憶ができる

スムーズな日常生活活動には、汎用性(広く応用の効く)動作が小さい頃に記憶されておくことが必要です。これを「動作記憶」といい、幼児期から小学校低学年(7歳くらい)までに形成されます。この時期は、あらゆる動きの土台を作る神経の発達の時期で、スポーツというよりは、遊びの中で多様な運動動作ができるようにします。関節や靭帯が未熟なので、運動器への強い負担を避けることも必要です。何より、身体を動かすことは楽しい、という経験をさせてあげましょう。

~「くやま小児科だより」抜粋~