秋を知らせる虫の声が
2019-09-01
朝夕の涼しい風とともに、秋を知らせる虫の声が響き始めました。
先日は防災訓練を実施し、子どもたちと防災について考えたり感じたりする時をもつことができました。
各クラスで年齢に応じた取り組みをおこない、4,5歳児は一定の時間電気を使わずランタンや懐中電灯を使用して過ごし、室内で調理担当者がつくった被災食をお食事として味わいました。自分たちが作った梅干しが被災食として役立ったり、アルファ米をどのように準備して食べるのか、目でみて味わう体験となりました。また、簡易トイレを組み立てて凝固剤に水をながすと、ビニール袋の中で固まる様子を興味深くみたあと、簡易トイレに座ってみて「大丈夫だね」と友だちと話す姿もみられました。
今までは、いかに安全にすみやかに避難していけるかというところに訓練の重点が置かれがちでしたが、避難した後の生活を疑似体験していくことによって、学ぶことだけではなく、子どもたち自身の見通しや安心感をもつことがとても大切だということを改めて感じました。また、被災時は小規模保育室2か所(オリーブ・かしの木)の子どもたちも第二平和保育園に避難するため、先日の訓練時も同様におこない、職員も様々な見通しの中でどのように日々備えていかなければならないかを検討し合うことができました。
保護者の皆様には、災害伝言ダイヤルの利用や引き渡し訓練による早めのお迎えなど、お忙しい中ご協力をいただきましてありがとうございました。
季節の変わり目ですが、体調を整えながら秋の自然を楽しんで過ごしたいですね。
* 2階入口に訓練時の食事の様子や被災食について掲示していますのでご覧ください。
* 防災訓練についてアンケートを実施します。保護者の皆様のご意見をお聞かせください。