6月2018

感じたり考えたりする時間を

新しい月を迎えて

201806pic01 あじさいが色鮮やかに咲き始め、梅雨ならではの風情を感じさせてくれる頃となりました。今では品種改良により多くの種類のあじさいを目にしますが、あじさいの色は土壌のph(水素イオン濃度指数)によって違いがあるという話をよくききます。同じ場所でも土壌が酸性の場合は青系に色づき、アルカリ性の場合は赤系に色づくそうです。育つ環境の変化によって様々なあじわいがうまれ、見る人の心を和ませる様子は子どもの育ちにも似ていますね。
 今月は、花の日礼拝(キリスト教では、「子どもの日」としています。)を行います。ご家庭から持ち寄っていただいた花々を飾って礼拝し、成長させてくださった神様に感謝し、お世話になっている施設にお花を届けます。自然の恵みや生命についても、子どもたちと感じたり考えたりする時間を大切にしたいと思います。

成長

みことば

201705pic036月の聖句

成長させてくださったのは神です。

コリントの信徒への手紙Ⅰ 3章6節

梅雨時の脱水症に気をつけて

子どもを育てる

201806pic02 梅雨時から夏にかけて、子どもたちはたくさん汗をかきます。子どもは、体内の水分量も多いうえ代謝がよくて熱も高めなので、身体の中にこもった熱を冷ますために汗をかきます。汗をかくことで発汗機能が育ち、体温調節機能も育っていくので、汗をかくことはとても大切ですね。しかし、汗をかいたままでエアコンの効いた室内にいると、かえって自分の汗で体を冷やしすぎて風邪をひいてしまいます。汗をかいたらすぐに着替え、適度な水分補給をしてクールダウンしましょう。
 この時期は、食欲が落ちたり水分ばかりほしがる姿もみられ始めます。熱中症対策として水分補給は欠かせませんが、摂取の仕方によっては、かえって食欲が落ちて、バランスのとれた食事がとりにくくなり、体力の低下や免疫力の低下につながります。夏を健康に過ごすには大人の上手なコントロールが必要ですね。