互いに感じあう場面を
2019-05-01
大型連休が終わり、子どもたちが元気に登園してきました。久しぶりに友だちや保育者に会い、嬉しそうに休み中の出来事を話す姿もあれば、おうちの人と離れるのが寂しくて登園時に涙する姿もみられます。個々によって表現は様々ですが、どちらの姿もご家庭で充実した時間を過ごしたことをおしえてくれました。
4月中旬より開始した図書コーナーでは、たくさんの子どもたちが嬉しそうに絵本を選んで借りていく様子がみられています。親子で絵本を選びながら、「これお母さん小さい時に読んでたよ」と懐かしそうにページをめくりながらお子さんに見せたり、自分の好きな絵本を手にとって、「これどんなお話かぼく知ってるよ」と得意げに保護者の方にみせる姿もあります。また自分の弟や妹が好みそうな絵本を選んであげるやさしい姿もみられ、お迎え時のあわただしい時間の中にひと時の温かい空間がうまれていることを感じます。
親子のコミュニケーションは特別にどこかにでかけたり、特別な何かをすることではなく、会話や遊び、絵本や散歩などを通して親子で互いに感じあう場面をつくることがとても大切です。初夏を迎え、様々なコミュニケーションを楽しみながら子どもたちの成長を感じる時になると嬉しいですね。