今月のテーマ
2017-09-01
秋の虫たちが涼やかな音色を響かせるようになりました。今年は、近年にない日照不足の夏となりプール遊びは思うようにできませんでしたが、そのような中でもプールあがりの梅ジュースや梅シロップのかき氷などは子どもたちのお楽しみのひとつになりました。また、ばら組は和名ヶ谷の流れるプールにでかけて、友だちや保育者と楽しい経験をすることができました。
先日おこなわれました夕涼み会では、たくさんの保護者の方々にご参加いただきましてありがとうございました。卒園した子どもたちも加わり、賑やかな楽しい夏のひとときとなりました。
夏の様々な経験をとおして、心身共に成長した子どもたちが大きく動きだす秋です。幼児はわくわくプレイデイにむけても計画をたてています。たくさんの秋を満喫したいですね。
朝夕の気温の変動が大きい時期ですので、体調に十分注意して過ごしましょう。
みことば
2017-09-01
9月の聖句
神は人を分け隔てなさいません。
ローマの信徒への手紙Ⅰ 2章11節
「分け隔てってどんなことだろう・・・。」月曜日の幼児の礼拝で子どもたちに尋ねました。
「別れること!」「分ける!」子どもたちが思いつく限りで一生懸命応えてくれます。
「どんなふうにわけるの?」とさらに尋ねると「すみれ(組)さんとかゆり(組)さんとか・・」
「男の子と女の子」「みんなと先生」とばら組さんが的確に次々と返してくれることに驚かされました。「分け隔ては分けることとは違って、相手によって態度や応えをかえて、相手が悲しい気持ちに
なることだよ。神様は、どんな人でも分け隔てせずに愛して守ってくださる方だよ。」
短いメッセージと祈りをともにした後、子どもたちと金子みすゞの詩にふれました。
わたしと小鳥とすずと
詩 金子みすゞ
わたしが両手をひろげても、
お空はちっともとべないが、
とべる小鳥はわたしのように、
地面(じべた)をはやくは走れない。
わたしがからだをゆすっても、
きれいな音はでないけど、
あの鳴るすずはわたしのように
たくさんのうたは知らないよ。
すずと、小鳥と、それからわたし、
みんなちがって、みんないい。