経験の積み重ねを
2020-09-01
日中は厳しい残暑が続いていますが、夕刻に聞こえる虫の声に涼やかさを感じます。秋の自然を楽しみながら、気温の変化にも少しずつ体が慣れていくよう気を付けて過ごしたいですね。
9月3日の防災訓練では、避難訓練後に各クラスで様々な被災時の生活体験をしました。被災食のアルファ米に水を注いでやわらかくなっていく様子を見たり味わったりすると、「冷たいけどおいしいね。」とおかわりをする子どもや、わかめを混ぜておにぎりにすることで違う楽しみを感じながら食べる子どもの様子がみられました。また、停電になった際に非常灯に加えてランタンなどを用いて灯りをとる経験や、簡易トイレを設置してどのように使用するのかを知る経験を通して、災害時に少しでも安心して過ごせる工夫を一緒に確認することができました。幼い子どもたちですが、「まだ小さいからわからない」ではなく、このような経験の積み重ねを大切にするとともに、大人の安心が子どもの安心に直結することも重視しながら備えていきたいと思います。
保護者の皆様には、災害用伝言ダイヤルを利用しての引き渡し訓練にご協力をいただきましてありがとうございました。これから台風が心配される時期となりますので、是非ご家庭でも、いざという時の備えについて話しあってみてください。
9月26日(土)には、わくわくプレイデイを予定通り実施します。感染症対策のため様々な制約をもたせていただきますが、十分配慮しながらも子どもたちの希望が実現されるよう計画していますので、ご協力の程よろしくお願い申し上げます。