分け隔て

みことば

201705pic039月の聖句

神は人を分け隔てなさいません。

ローマの信徒への手紙Ⅰ 2章11節

「分け隔てってどんなことだろう・・・。」月曜日の幼児の礼拝で子どもたちに尋ねました。
「別れること!」「分ける!」子どもたちが思いつく限りで一生懸命応えてくれます。
「どんなふうにわけるの?」とさらに尋ねると「すみれ(組)さんとかゆり(組)さんとか・・」
「男の子と女の子」「みんなと先生」とばら組さんが的確に次々と返してくれることに驚かされました。「分け隔ては分けることとは違って、相手によって態度や応えをかえて、相手が悲しい気持ちに
なることだよ。神様は、どんな人でも分け隔てせずに愛して守ってくださる方だよ。」
短いメッセージと祈りをともにした後、子どもたちと金子みすゞの詩にふれました。

わたしと小鳥とすずと

詩 金子みすゞ

わたしが両手をひろげても、
お空はちっともとべないが、
とべる小鳥はわたしのように、
地面(じべた)をはやくは走れない。
わたしがからだをゆすっても、
きれいな音はでないけど、
あの鳴るすずはわたしのように
たくさんのうたは知らないよ。
すずと、小鳥と、それからわたし、
みんなちがって、みんないい。

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