最近の記事から

よその畑に

みことば

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11月の聖句

 

よその畑に落ち穂を拾いに行くことはない。

ルツ記 2章8節

エリーちゃんのクリスマス

図書の紹介

202311pct02 ~クリスマスにむけておすすめの絵本~

『エリーちゃんのクリスマス』

メアリー・チャルマーズ 作
おびかゆうこ 訳

 エリーちゃんが犬のハリーやうさぎのアリス、猫のヒラリーと一緒にクリスマスツリーの飾りつけをします。しかし、てっぺんにつける星がありません。エリーちゃんの星探しが始まります。さあ、無事にお星さまはみつかるでしょうか・・。

我が子の重み

新しい月を迎えて

202310 10月に入り、急激な気温の変化がみられています。近隣でのインフルエンザ多発情報に緊張感をもちつつも、子どもや職員の体調管理をより丁寧におこないながら、秋の自然を存分に楽しみ、豊かな実りに感謝して過ごしたいと思います。
 9月末におこなわれた3歳児から5歳児の『わくわくプレイデイ』では、それぞれ1時間という短い時間のなかで、親子のふれあいと子どもの成長の喜びが凝縮したとても楽しいひとときとなりました。ご参加くださいました保護者の皆様に心から感謝申し上げます。特に親子体操では、子どもが保護者の方に全信頼をおいて様々な動きに挑戦し、保護者の方もその信頼を全身で受けとめながら大きく成長した“我が子の重み”を感じておられる姿がとても印象的でした。
 子育てにおいて、必要に応じたスキンシップは数えきれないほどありますが、無条件のスキンシップは子どもの成長と共に減少傾向にあるといわれます。しかし、人が育つうえで精神的(心の)成長や脳の発達に一番重要なことは、触覚経験(触れること、触れ合うこと、触れられること)を保障することです。乳幼児期に無条件のスキンシップを多くとることは、親子の絆をより深めるだけでなく、子どもの心身の成長に大きく関わるのです。「読書の秋」「スポーツの秋」「食欲の秋」と様々に秋を楽しむ中で、子どもとのスキンシップを存分にとれる機会をつくってみてください。
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わたしたちは知っている

みことば

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10月の聖句

 

わたしたちは知っているのです。
苦難は忍耐を、忍耐は練達を、
練達は希望を生むということを。

マルコによる福音書 6章37節

興味や関心をもち意欲的に関わって

新しい月を迎えて

202309pct01 朝夕に秋の風を感じ、涼やかな虫の音が響くようになりました。猛暑の日々が続いた今夏ですが、子どもたちは、水遊びや感触遊び、造形遊びなど様々な経験を楽しむことができました。また、園全体での交流保育が進められ、兄弟姉妹や異年齢で関わり、多くの刺激を受けながら過ごすことができました。
 子どもたちは、園生活が安定すると、「人、物、場所」に多くの興味や関心をもち意欲的に関わって生活するようになります。その生活をとおして、身近な環境からの様々な刺激をうけとめ、自分から主体的に関わり充実感や満足感を味わいます。子どもにとっての保育環境は、これらを十分に経験できる場とゆったりと安心してくつろげる居場所があるということがとても大切です。施設整備によって整えられていく環境だけでなく、クラスをこえた交流や活動が広がり、保育者が全園児の育ちを見守りながら保護者の皆様と共に悩みや喜びを共有していく環境づくりに努めていきたいと思います。

あなたがたが彼らに

みことば

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8月の聖句

 

あなたがたが彼らに食べ物を与えなさい

マルコによる福音書 6章37節

「どうして泣いているの。」

新しい月を迎えて

202308pct01 猛暑が続くなか、こどもたちは屋上での水遊びや保育室内で涼を感じる夏ならではの遊びを楽しんでいます。しかし、近隣では手足口病やヘルパンギーナの他、夏風邪による喉や胃腸の炎症が長引く様子もみられていますので、体調管理をしっかりと行っていきたいと思います。健康管理は24時間の子どもの生活を考慮していきますので、家庭での生活において保護者の方が気付かれた小さな変化や違和感がありましたら登園時や連絡アプリで是非お伝えください。
 
 0歳児の入所が増え、元気な泣き声が保育室に響いています。欲求や違和感を泣くことで懸命に発信するその姿に生きる力の素晴らしさを感じます。異年齢で関わる延長保育時間では、赤ちゃんの泣き声をきいて「どうして泣いているの。」と保育者に尋ねる子どもがいます。すると保育者は、「赤ちゃんはね、お話しできない代わりになんでも泣いておしえてくれるのよ。だからなんで泣いているか一緒に見ていてね。」と応えます。時には小さな手や頬に触れてみたいと手を延ばし驚いて泣かれてしまうこともありますが、自分より小さく弱く幼い存在を愛おしむ気持ちや自然な関わりが育まれることを祈りながら見守っていきたいと思います。
 
 今月は、子どもと「平和」を祈る時を大切にします。災害や戦禍で困難な状況にある方々のことを祈り、私たちもまた困難があってもそれを超えて平和がもたらされることを。

平和が

みことば

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8月の聖句

 

あなたがたに平和があるように

ヨハネによる福音書20章21節

なぜ あらそうの?

図書の紹介

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なぜ あらそうの?

作 ニコライ・ポポフ

小さなけんかがどんどん大きなあらそいとなっていきます。
あらそいの果てに残るものは・・・。
読み手によって様々な状況を思いながら読み進める字のない絵本です。子どもも大人も描かれる絵をみながら何を感じるでしょうか。

無理なくゆっくりと水の感触を

新しい月を迎えて

202307pct01 梅雨明け間近の夏空が続くようになりました。暑い毎日で戸外での水遊びが楽しい時期です。当園では、コロナ以前にオーニングが設置された屋上でプール遊びをおこなっていました。しかし、猛暑で予想以上に気温や湿度が上昇することもあり、近年は健康や安全面を考慮して室内で涼をとる感触遊びを中心に楽しんでいます。水遊びやプール遊びを意欲的に取り組むようになるためには、「安心」「楽しさ」を感じることが大切です。安全な環境で、無理なくゆっくりと水の感触を楽しんでいけるよう備えていきたいと思います。
 今年度から、ICTシステムの連絡帳機能を用いてご家庭との連携をとるようになり、保護者の皆様には毎日の入力にご協力をいただきまして感謝申し上げます。全国的にも保育施設でのICTシステム導入は加速的に進められており、施設の取り組み、子どもの生活や育ちの情報がより早くより簡単な方法で共有できるようになりました。しかし一方では、子どもからの言葉を聞く前に情報を得ることができるため、お迎え時の会話が少なくなったり、家庭内での伝えあいによる子育ての悩みや喜びの共感が減ってしまうことを懸念しています。子どもからの言葉を待ち、言葉を交わし合うからこそ伝わるぬくもりや安心感を大切にしながら、よりよいICTシステムの活用を進めていきたいと願っています。

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