最近の記事から

光は

みことば

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12月の聖句

 

光は暗闇の中で輝いている

ヨハネによる福音書 1章5節

育てられ、届けられ、調理され

新しい月を迎えて

202211pct01 紅葉した木々や秋の風にのって舞う落ち葉に自然の美しさを感じます。子どもたちもどんぐりやきれいな葉をみつけることを楽しみに戸外へお散歩に出かけています。気温が下がり、鼻水や発熱などの症状がみられる子どももいますので朝の健康観察をしっかりおこなっていきたいと思います。
 月の半ばには、収穫感謝祭を予定しています。ご家庭から持ち寄っていただいた野菜や果物を囲んで、各クラスで神さまに感謝の礼拝をささげます。日々与えられている食べ物が当たり前ではなく、様々な事情や環境下で十分に食べられない人もいること、私たちが食するまでにどのように育てられ、届けられ、調理されているのか、そしてそこにたくさんの人の思いがあることなどをこの期間を通して丁寧に伝えていきたいと思います。子どもたちは年齢に応じてクッキングを楽しみますので、食への意欲や興味がさらに高まり、健康な心と体の成長につながっていくことを願っています。
 施設の改修工事が始まり、保護者の皆様にはご不便をおかけしておりますが、ご理解とご協力の程宜しくお願いします。

ほかの種は

みことば

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11月の聖句

 

ほかの種は良い土地に落ち、芽生え、育って実を結ぶ

マルコによる福音書4章8節

全身で自然を堪能する季節

新しい月を迎えて

202210pct01 10月に入り、夏のような暑さから一転して急激な気温の低下がみられます。体が少しずつ気温の変化に慣れていくよう衣類等でこまやかな調整を行い、体調を崩さないように留意しましょう。とはいえ、食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋・・と全身で自然を堪能する季節です。保育においても戸外にたくさんでかけ、探索や発見、心地よい疲労と空腹、満腹感と十分な休息など、心身の安定に配慮した生活経験を重ねたいと思います。
 先日、第三平和保育園のホールをお借りして、4、5歳児のわくわくプレイデイが開催されました。コロナ禍で保護者の方々と一緒に楽しむ行事が少ないなか、パラバルーンや親子ダンスを一緒におこない、子どもたちの成長を喜びあうひと時をもつことができました。多くの保護者の方の前で、楽しそうにそして誇らしげに演技をする子どもたちの表情はとても印象的でした。ご出席くださった保護者の皆様に心から感謝申し上げます。
 保育園の生活において、行事は、日々の様々な経験の積み重ねを楽しみ、友達や保育者そして保護者の方と喜びや葛藤を共有共感しながら歩むステップの一つといえます。ですから、行事当日の姿によらず、その準備や練習を通して子どもが何を感じ、経験し、獲得したかというすべてを確認することはできません。しかしだからこそ、当日のどんな姿も成長の証なのでしょう。
 年度の後期にあたり、私たちの保育は「目に見えない子どもの成長を信じ支える」ものであることを改めて心に留め、丁寧な関わりを大切にしていきたいと思います。

沖に漕ぎ出し

みことば

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10月の聖句

 

沖に漕ぎ出して網を降ろし、漁をしなさい。

ルカによる福音書 5章 4節

ゆったりと夏の生活を

新しい月を迎えて

202209pct01 朝夕の涼しい風と虫の音が秋の訪れを感じさせてくれます。今夏は、大きな制約がない生活となり、家族での旅行や家庭内でのゆったりしたひと時を過ごされたことと思います。保育園でも涼を感じながらの感触遊びや年長児のお楽しみ会など、夏ならではの活動を楽しみました。手足口病や夏風邪症状などもあり、屋上でのプール遊びやシャワーを浴びるなどの機会はあまり多くとれませんでしたが、子どもたちはゆったりと夏の生活を楽しむことができました。
 
 先日は、防災週間にあわせて保育園での防災訓練を実施しました。保護者の皆様にも災害伝言ダイヤル171の試用や引き渡し訓練の実施にご理解とご協力をいただきましたことを心より感謝申し上げます。
 訓練では、大地震を想定し、停電時のランタンでの生活や避難後の災害食の提供をおこないました。毎月の避難訓練の積み重ねもあり、子どもたちは日常と違う環境でも、保育者がそばにいる安心を感じながら過ごす様子がみられました。しかし、訓練と実際では状況や不安は一変します。保育園でも、様々な視点で災害状況を想定した訓練や備えをさらに行っていきたいと思います。ご家庭でも、備蓄品だけでなく、災害時の役割分担や連絡手段など共有しておかれることをお勧めします。
 これから気温の変化が激しい季節となりますので、生活リズム(「早寝・早起き・朝ご飯」)を整え、疲れによる免疫力の低下を防ぎ、健康に過ごしましょう。
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なすべきことは

みことば

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9月の聖句

 

なすべきことはただ一つ、 
目標を目指してひたすら走ることです。

フィリピの信徒への手紙3章13、14節

この夏、どれだけ

新しい月を迎えて

202208pct01 照りつける陽射しとともに入道雲とセミの声に、やっと夏らしさを感じます。
 数年前までは、子どもたちと一緒に虫かごと虫取り網をもって、近くの公園にセミとりに行くことが夏の楽しみの一つでした。そっと音をたてないように近づき、網を素早く動かしてセミが網の底に入ったことを確認しながら羽を傷つけないようにそっと指でセミの体をもち、虫かごに入れ替えます。この一連の流れを子どもたちの前でやって見せると、早い子どもはすぐに習得して、夏の間にセミ取り名人が何人も登場していたことを懐かしく思い出します。
 酷暑と感染症が続く近年の夏は、屋内や家庭で過ごすことが多くなり、子どもたちの自然との向き合い方を変えてしまうだけでなく、体力低下や自律神経の乱れがみられることも大きな問題となっています。受け入れなければならない現実の生活のなかで、この夏、どれだけ子どもたちの楽しい経験や体験を増やしていけるか。様々な視点から保育の工夫を凝らしていきたいと思います。

あなたの名

みことば

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8月の聖句

 

わたしはあなたの名を呼ぶ

イザヤ書 43章 1節

2ひきのかえる

図書の紹介

202208pct02book【 おすすめの絵本 】

2ひきのかえる


にいみ なんきち 作
しまだ・しほ 絵
理論社出版

「けんかはよそう。」
 本『てぶくろをかいに』で知られる新見南吉が書いた”仲直り“のおはなしです。
 相手と自分との違いを受け入れられずにけんかがはじまりますが、長い冬眠を終えて土からでてきたかるたちは相手の良さを互いに認めて仲直りをします。
 多くの争いが、一日も早く平和へと向かうことを祈りたいですね。

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