今月のテーマ
今月のテーマ
2017-09-01
秋の虫たちが涼やかな音色を響かせるようになりました。今年は、近年にない日照不足の夏となりプール遊びは思うようにできませんでしたが、そのような中でもプールあがりの梅ジュースや梅シロップのかき氷などは子どもたちのお楽しみのひとつになりました。また、ばら組は和名ヶ谷の流れるプールにでかけて、友だちや保育者と楽しい経験をすることができました。
先日おこなわれました夕涼み会では、たくさんの保護者の方々にご参加いただきましてありがとうございました。卒園した子どもたちも加わり、賑やかな楽しい夏のひとときとなりました。
夏の様々な経験をとおして、心身共に成長した子どもたちが大きく動きだす秋です。幼児はわくわくプレイデイにむけても計画をたてています。たくさんの秋を満喫したいですね。
朝夕の気温の変動が大きい時期ですので、体調に十分注意して過ごしましょう。
今月のテーマ
2017-08-01
勢い良く鳴く蝉の声に夏本番の賑わいを感じます。暑い毎日ですが、水遊びを楽しみに待つこどもたちは嬉しそうにプールの準備をしています。すみれ、ゆり、ばら組の子どもたちは今年も第一平和保育園の大きなプールをお借りして楽しみます。水しぶきがかかって、一瞬手で顔を覆う子どもも、次の瞬間には友だちに水をかけて楽しんだり、「みて!みて!」とワニ泳ぎや顔つけを披露して誇らしそうな表情をみせています。プールが終わった後に飲む手づくり梅ジュースは「おかわり!」と大人気です。教会ビルの屋上では、うさぎ、たんぽぽ組がカップやじょうろ、バケツを使いながらおもいおもいに水遊びを楽しんでいます。水への抵抗感は個々に違いますが、心地よさと楽しい体験を通して、自ら成長していく子どもたちの姿がまぶしいです。
この夏、お盆休みを利用しておでかけされるご家庭も多いと思います。ご家族での楽しい経験や普段会わない方々との出会いは子どもたちにとって、貴重なひとときとなることでしょう。保育園でも夕涼み会を予定していますので、是非ご参加ください。
疲れが出やすいときですので、生活リズムを崩さないようにし、休息と栄養をしっかりとって元気に夏を過ごしたいですね。
今月のテーマ
2017-07-01
ほこりのついたしば草を 雨さんあらってくれました。
あらってぬれたしば草を お日さんほしてくれました。
こうしてわたしがねころんで 空をみるのによいように。
「お日さん、雨さん」 詩 金子みすゞ
不安定な天候が続き、梅雨明けを待ち遠しく感じることも多くなってきました。しかし、梅雨は稲などの農作物にとっては大切な潤いのときですし、水不足に悩むことなく夏ならではの楽しい活動をするためにも、なくてはならないものです。大人の柔軟な思考が子どもたちの感性をより豊かなものにすることを心に留め、恵みの雨に感謝しつつ夏本番にむけて準備をしていきたいと思います。
先月、ゆり組さんは梅シロップづくり、ばら組さんは梅干しづくりをおこないました。プール遊びの後に梅ジュースを飲んだり、かき氷に梅シロップをかけたり、他にも梅を使ったクッキングが各クラスで計画されています。好きな遊びをじっくりと楽しむ生活の中で、季節ならではのお楽しみを通じ、さらに友だちとの関係が深まったり様々なものへの興味関心が広がっていくことを願いつつ保育をすすめていきたいと思います。
今月のテーマ
2017-06-01
ぱらぱらおちる あめよあめよ ぱらぱらぱらと なぜおちる
かわいたつちを やわらかにして きれいなはなを さかすため
こどもさんびか『ぱらぱらおちる』より
先日は、雨上がりでの避難引き渡し訓練を無事に行うことができました。訓練の放送から22分後には、全員が中央公園に避難することができました。訓練ではありましたが、お迎えの保護者の方が見えた時のこどもたちの嬉しそうな顔が印象的でした。お忙しい中、訓練にご協力いただきましてありがとうございました。
梅雨の季節を迎え、湿度と気温の上昇で蒸し暑くなったり、急に気温が下がって肌寒くなったりと体調を崩しやすい時期です。こまめな衣服の調節や水分補給とともに規則正しい生活リズムを心掛け、健康管理に気を付けて過ごしましょう。
雨がふると戸外に出る機会は少なくなりますが、雨ふりや雨上がりの自然にはたくさんの不思議と発見があります。子どもたちがこの季節を通して自然の恵みや楽しさを存分に感じていけると嬉しいですね。
今年度から、年長児ばら組が1泊2日で3園合同のキャンプにでかけます。(茨城県常総市「あすなろの里」)今から一人で洗髪する練習をしたり、持ち物について保護者の方と話したりと期待が高まってきているようです。年長児にとって思い出に残る楽しいキャンプになることを願っています。
今月のテーマ
2017-05-01
夏も近づく八十八夜 野にも山にも若葉がしげる あれに見えるは茶摘みじゃないか あかねだすきに菅のかさ
(日本の唱歌『茶摘み』より)
立春から数えて八十八夜(5月2日)は茶摘みの時期といわれ、立夏(5月6日)を過ぎると暦の上では夏となります。新緑が美しいこの時期によく歌われ、保護者の方の中にも「茶摘み」歌に合わせて手遊びをした思い出を懐かしく感じる方もいらっしゃることでしょう。
大型連休では、日常の慌ただしさにひと呼吸して、家族でゆったりと過ごしたり、普段会えない方々と会うなど、楽しい時間を過ごされたことと思います。家族での様々な経験や体験は、子どもたちの心とからだを豊かにし、夏に向かって成長するうえで大きな意欲に結びついていきます。保育室でも子どもたちが安心して過ごせる環境を整えながら、この時期ならではの様々な経験を楽しんでいきたいと思います。
朝夕や天候によって一日の気温の変化が著しいため、こまめな衣類調節や水分補給でしっかり体調管理していきたいですね。
今月のテーマ
2017-04-01
2017年度聖句
あなたがたは神に愛されている子どもです。
エフェソの信徒への手紙5章1節
ご入園、ご進級おめでとうございます。
先週から新しい環境での保育が始まり、進級した子どもたちは少し誇らしげな表情で登園しています。新しい自分のロッカーや靴箱をみつけて嬉しそうに身支度を整えたり、自分の好きな遊びをみつけて夢中になる姿は大きな希望に満ちています。今週からは新入園児も迎え、さらに楽しく賑やかな様子がうかがえます。子どもたちにとって、慣れた環境から一歩踏み出すには大きな不安もあることでしょう。しかしそれ以上に、自分が大きくなった喜びを身近な人たちが一緒に喜んでくれたり、不安な気持ちに寄り添いながら一緒に踏み出してくれる安心感を覚えることで、少しずつ新しい環境を受け入れていきます。子どもたちの歩調を大切にしながら、ともに神様の愛に導かれつつ今年度の歩みを進めたいと願っています。
保護者の皆様には、今年度の保育運営につきましてご理解とご協力をどうぞよろしくお願いします。
今月のテーマ
2017-03-01
六(むっ)つになった
(A・Aミルン)
一(ひと)つのときは
なにもかも はじめてだった。
二(ふた)つのときは
ぼくは まるっきり しんまいだった。
三(みっ)つのとき
ぼくは やっと ぼくになった。
四(よっ)つのとき
ぼくは おおきくなりたかった。
五(いつ)つのときには
なにからなにまで おもしろかった。
今は六つで
ぼくは ありったけ おりこうです。
だから、いつまでも
六つでいたいと ぼくは思います。
やわらかい春の陽射しの中、春の花をみつけながら散歩を楽しんでいる子どもたちの姿に一人ひとりの成長を感じます。
卒園を迎える5歳児は今、自分のヒヤシンスを大事に育てています。ようやく蕾がでてきて咲きだしています。ピンク、白、紫、黄色とどの花が咲くのでしょうか。ほんのりと香るヒヤシンスの花々が、子どもたちを祝福してくれることでしょう。
各クラス一年を共に過ごしてきた保育者たちは、子どもたちへの思い入れが強く深くなる月でもあります。私たちは、それぞれのクラスへ送りだす時、成長したことを子どもたちに伝えて、次のクラスに希望を託します。
お家の方でも、成長したところを具体的に話していただくと、新しいクラスへとつながっていきます。
これから、一人ひとりにどんな花が咲くのか楽しみです。みんなで心を一つにして、子どもたちの育ちを見守っていきたいと思います。
★この一年間、保護者の皆様のご協力に感謝いたします。皆さまのご活躍を心よりお祈りいたしております。
今月のテーマ
2017-02-02
庭の木のえだをよくみると
かたいからに かこまれた
小さな 木の葉が みつかった
寒い 寒い冬でも まけるなと
守って下さる 神さま
(幼児さんびかⅡ)
立春を迎え、陽の光もなんとなく暖かくな ってきたように感じます。我家の庭には、蕗の薹が頭をだしはじめ、桜草が咲き始めました。桜草は、毎年花が終わってそのままにしておいても、ちゃんと芽を出し花を咲かせてくれます。それも何倍にもなっているのです。今年は例年より早く庭一面白とピンクの花がみられるのはもうすぐです。保育園にも飾りますので、子どもたちとみて楽しんでいただけたらと思います。
先日の子育て講座にはたくさんの人にきていただき、共に子どもたちの生活リズムの大切さを学ぶことができました。お忙しい中、ありがとうございました。今の子どもたちの現状は、先生が指摘しましたように、大人社会に付き合わされているように思います。我国には、青少年保護法で子どもを守るようにはなっていますが、町中では、22時以降も居酒屋やファミリーレストラン等で幼い子どもたちの姿をよく見かけます。私たち大人がちゃんと子供の将来をみすえて生活させることが大事なことだと思います。そして今の生活が、小学生、中学生と続くとその代償は大きく、取り返しのつかない事態になることを分かりやすく伝えていただきました。 まずは「早寝早起き」夜9時までは眠る、朝は7時までは起きる。そして、朝食をしっかりとり、便を出すという生活のリズムを今からでも実行していきましょう。
子どもたちの未来のために。
今月のテーマ
2017-01-01
新年あけまして おめでとうございます。
今年もご家族皆様が、幸せな年でありますようにとお祈りいたします。
明 日(「生きる」の本より)
生きる。
生きるって前向きな言葉ですね。
生きているじゃなく「生きる」
好きです。
『小さな野の花や、北へ向かう渡り鳥。
何かに打ち込む人々の姿。そういう様々な凛とした、ひたむきなものや生き物に、私は命の輝きを感じます。そして「生きる」とはこういうものなんだと感動します。
ただ「生きている」ではなく、「生きる」とは周りの人にも感動を与える強い意志の輝きみたいなものだと思います。』
谷川俊太郎
谷川俊太郎さんのSNSのコミュニティで始まったある取り組みは「生きる」という有名な詩をもとに、書き込みが増え続けたそうです。子どもたちの毎日をみていますと、まさに「生きる」そのものの世界を楽しんでいる姿に感動を覚えるものです。「泣く笑う、わめく、けんかする、なかよくする」などなど、今年も子どもたちの「生きる」を楽しませていただくことでしょう。新しい年に向かって、子どもたちの輝きをよりいっそう輝けるよう、共に歩んでまいりたいと願っています。
今月のテーマ
2016-12-01
「天使の声」 (ドイツキャロル)
しずかな のはらに
てんしのこえが
めさめよ めさめよ
うたえ うたえ みめぐみたたえよ
クリスマスが近づいてまいりました。町中ではクリスマスソングが流れ、イルミネーションが美しく飾られるようになりました。神の御子イエス・キリストの誕生をみんなで楽しく祝いたいと思います。
イタリアやドイツ・フランスなどを旅したことがありますが、さすがキリスト教の国です。いたる所に天使の像があり、感動したものです。イエスさまのお母さまマリアさんに天使が受胎告知をする場面や、羊飼いにたくさんの天のみ使いがキリストの誕生を知らせる場面が、聖書には厳かな雰囲気で書かれています。
その場面を想像するのは、一人ひとりきっと違うことでしょうが、主イエス・キリストが地上に降りてこられたことは、私たちにとって大きな喜びであります。
今年も、子どもたちと一緒に「天使の声」を歌いながら待降節を過ごしたいと思います。
« 古い記事
新しい記事 »