恵みの雨に感謝しつつ

今月のテーマ

ほこりのついたしば草を 雨さんあらってくれました。
あらってぬれたしば草を お日さんほしてくれました。
こうしてわたしがねころんで 空をみるのによいように。

「お日さん、雨さん」 詩 金子みすゞ

 不安定な天候が続き、梅雨明けを待ち遠しく感じることも多くなってきました。しかし、梅雨は稲などの農作物にとっては大切な潤いのときですし、水不足に悩むことなく夏ならではの楽しい活動をするためにも、なくてはならないものです。大人の柔軟な思考が子どもたちの感性をより豊かなものにすることを心に留め、恵みの雨に感謝しつつ夏本番にむけて準備をしていきたいと思います。
201707ume 先月、ゆり組さんは梅シロップづくり、ばら組さんは梅干しづくりをおこないました。プール遊びの後に梅ジュースを飲んだり、かき氷に梅シロップをかけたり、他にも梅を使ったクッキングが各クラスで計画されています。好きな遊びをじっくりと楽しむ生活の中で、季節ならではのお楽しみを通じ、さらに友だちとの関係が深まったり様々なものへの興味関心が広がっていくことを願いつつ保育をすすめていきたいと思います。

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