この季節を通して

新しい月を迎えて

202111pct01 朝夕の冷え込みと共に木の葉も色づきを増してきました。散歩先で「この赤い実なあに。」と保育者にたずねる子どもや、友だちと図鑑を開き、ノイバラやナナカマド、ピラカンサなど同じ赤い実でも実の付き方や葉の違いをみつけて伝え合う姿も見られます。子どもは、この季節を通して様々な発見と学びと楽しみを味わっています。
 毎年11月にキリスト教行事としておこなう収穫感謝祭では、日々の収穫が与えられている喜びを共に分かち合い、神様に感謝する礼拝をおこないます。また、私たちが日常とする「食」は、命を頂くと共に多くの人の手によって支えられていることを子どもたちとあらためて考えたり、育てた野菜の収穫やクッキングなど様々な体験を通して食する喜びや感謝の気持ちが育まれることを大切にしています。
 今年は、各クラスでの食育活動や食事の様子を保護者の皆様に視聴していただけるよう動画配信を行います。友だちや保育者と心を通わせる食の営みが、子どもの心身の成長に大きくつながっている様子を感じていただけたら幸いです。
 収穫の恵みとともに神様にまもられて過ごす日々に感謝して。

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