「子どもと本」から

図書の紹介

 東京子ども図書館を設立した松岡享子さんの「子どもと本」(岩波新書)に心にひびく言葉をみつけたので、ご紹介したいと思います。
「人間は外からの刺激を受けずに、ひとりで静かに過ごす時間にしか起こらない内的な発達があり、幼い子どもにはとりわけそのような「独り居」の時間が必要です・・・・・。
外目にはぼんやりしていると見える時間に、心の中ではおそらくいろんなことが起こっているのでしょう・・・・・。本を読むのに必要な力を育てるためにも、内容を消化するためにも欠かせない大切なことだと思います。」

子どもたちには、夜寝る前、必ず本を一冊読む習慣をつけたいものです。
秋の夜、親子の幸せなひとときを本がつないでくれるでしょう。(園でも絵本の貸し出しを行っていますので、たくさん本を読んであげましょう。)
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  • 新赤版 1533
  • 体裁=新書判・並製・286頁
  • 定価(本体 820円 + 税)
  • 2015年2月20日
  • ISBN978-4-00-431533-9 C0295

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